
育休中に会社が倒産したらどうなるの……?
保育園はどうなるんだろう……。
私自身、突然その状況に直面し、情報が全く見つからず本当に困りました。
・育休はどうなるのか
・保育園の申請はどうなるのか
・失業保険はもらえるのか
調べても断片的な情報ばかりで、不安でいっぱいだったのを覚えています。
この記事では、実際に育休中に会社が倒産した私の体験をもとに、その後どうなったのか、そして取るべき対応について詳しくまとめました。
同じ状況で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
育休中に会社が倒産した時の状況

まずは、当時の状況と、会社倒産によって実際に何が起きたのかを順を追ってお伝えします。
この時点では、まさかここまで大きな影響が出るとは思っていませんでした。
当時の状況一覧
まずは、当時の状況を整理します。
- 2021年6月 出産(2022年6月1日 復職予定)
- 翌年の4月入園の保育園申請済み
- 2021年11月 会社が倒産
倒産当日に起きたこと
会社倒産は、前日の夜に突然上司より、「明日、大事な話があるから会社に来てほしい。」と連絡がありました。
そして翌日、「本日付けで倒産しました。」と告げられたのです。
会社が倒産した当日、育休は即打ち切りとなりました。
- 育休終了扱い
- 保育園の申請内容が変更
→「フルタイム+育休中」→「求職中+解雇」
この時点で、0歳クラスの4月入園はほぼ絶望的になりました。
「どうすればいいのか分からない」という状態で、完全に頭が真っ白になったのを覚えています。
最大の問題は「保育園に入れないこと」
一番頭を抱えたのは、保育園の問題でした。
・保育園に入れないと働けない
・働いていないと保育園に入れない
この矛盾した状況に、本当に絶望しました。
正直、「この制度おかしくない?」と何度も思いました。
育休中に会社が倒産した時の対処法と注意点【体験談】

ここからは、実際に私が調べて分かった対処法と、やっておいて良かったこと、逆に注意すべきポイントについてまとめていきます。
この状況は情報が少なく、対応を間違えると不利になる可能性もあるため、ぜひ一つずつ確認しながら読み進めてみてください。
最善策は「翌日から別会社で雇用契約を結ぶこと」
調べに調べた結果、この状況での最善策は一つでした。
それは、倒産翌日から別会社で雇用契約を結ぶことです。
「翌日からなんて無理では?」と感じる方も多いと思いますが、ここで重要なのは、実際に働き始める日ではなく“雇用契約上の日付”です。
つまり、雇用契約日を倒産翌日に設定してもらうことで、雇用保険を途切れさせずに済む可能性があります。
※雇用保険の加入が1日でも空くと、育休は継続できません。
もちろん、すぐに雇用してくれる会社を見つけるのは簡単ではありません。
知人の会社や、事情を説明して柔軟に対応してもらえる企業があるかどうか、まずは相談してみることが大切だと感じました。
実際に私はどうなったか
ありがたいことに、私自身も、知り合いの会社に事情を説明し、雇用契約日を調整していただく形で対応していただきました。
ただ、最初はこんな方法があることを知らなかったので、育休は打ち切り、申請内容が変更になったことで保育園入園は絶望的、という最悪の状況に陥りました。
更には、上の子がすでに保育園に在園していたため、2か月以内に就労しないと退園になるという、どうにもならないような現実を突き付けられたのです。
そこからの1か月、必死に方法を探り、この方法にたどり着きました。
結果、育休を継続することができ、保育園の申請変更にも間に合わせることができました。
役所に相談して分かった“落とし穴”
今回の件で、もう一つ強く感じたことがあります。
それは、申請のタイミングや対応によって結果が大きく変わる可能性があるという点です。
当時の状況を時系列でまとめると以下の通りです。
・翌年4月入園の申込締切:11月1日(申請済み)
・申請内容の変更期限:12月4日
・11月半ば:会社が倒産
・11月末:役所へ相談、その場で申請内容が育休中から求職中へ変更
一方で、同じように育休中で保育園申請中だったスタッフの中には、保育園の申請のことを失念しており、役所へ行かなかった方もいました。
その結果、その方は申請内容が変更されることなく、元の「フルタイム+育休中」のままで扱われていたそうです。
この違いを知ったとき、正直なところ「対応によってここまで結果が変わるのか」と感じました。
もちろん、本来は正確な状況を申告することが前提です。
ただ、制度や期限、手続きの仕組みを知らないまま行動すると、意図せず不利な状況になってしまう可能性もあると実感しました。
だからこそ、同じ状況になった方には、まず制度の仕組みや期限をしっかり確認した上で行動することをおすすめします。
保育園申請は期日厳守|1日遅れで不利になる現実
同じ状況の方で、雇用契約を結べたにも関わらず、役所への書類提出が1日遅れただけで受理されなかったケースもあります。
理由はただ一つ、「期日を過ぎたから」でした。
正直に倒産したことを申告し、求職中扱いとなり、やっとの思いで雇用契約を結べたにも関わらず、書類が1日間に合わなかったことで、保育園の申請が通らなかったそうです。
期限がある以上仕方のないことではありますが、この状況であっても例外はなく、正直なところ「救いがない」と感じてしまう現実でもありました。
育休と失業保険は別|状況によって受給できる
ここは少し分かりづらいポイントなので、整理しておきます。
結論から言うと、「育休」と「失業保険」は全く別の制度です。
そのため、状況によって受けられるものが変わります。
■育休を継続できた場合
→雇用が継続している状態のため、失業保険は受給できません
■育休が打ち切られた場合
→無職扱いとなるため、失業保険の受給対象になります
私の場合は、別会社で雇用契約を結ぶことができたため、育休を継続することができました。
一方で、次の雇用先が見つからない場合は、育休は終了してしまいますが、その代わりに失業保険の申請が可能になります。
実際に私もハローワークで確認しましたが、手続きを行えばきちんと受給できるとのことでした。
「育休中=失業保険はもらえない」という情報だけを見ていると、誤解してしまいやすい部分なので注意が必要です。
どちらを選ぶかは状況によりますが、それぞれの制度を正しく理解しておくことが大切だと感じました。
※本記事の内容は一例であり、自治体や状況によって対応が異なる場合があります。詳しくはお住まいの自治体へご確認ください。
会社倒産後にやるべきことチェックリスト【重要】
ここまでの内容を踏まえて、「結局何をすればいいのか」をまとめました
✓会社倒産後にやるべきことチェックリスト
□ できるだけ早く次の雇用先を探す
(※雇用保険を途切れさせないため)
□ 見つかったら雇用保険が途切れないように確認する
(※契約日が空いていないか要チェック)
□ 保育園の申請状況と変更期限を確認する
(※変更手続きは期限を過ぎると受理されない可能性あり)
□ 役所に行く前に制度や対応を調べておく
(※対応によって結果が変わることもあるため)
□ どうしても別雇用先が見つからなかった場合は失業保険の手続きを確認する
(※育休とは別制度)
今回の経験から学んだこと|同じ状況の方へ
今回の経験を通して、強く感じたことがあります。
- 倒産のタイミングがその後の状況を大きく左右すること
- 保育園問題が最大の壁になること
- このケースに関する情報はほとんど出てこないこと
- 最終的には自分で動くしかないということ
正直、この状況はかなり厳しいです。
産まれて間もない我が子との貴重な時間を、こんな事に頭を悩ませる時間に費やすなんて、本当に悔しいですよね。
ただ、対応次第で結果が大きく変わるのも事実です。
私自身、何も分からない状態から調べ続け、周りの方に助けていただきながら、なんとか乗り越えることができました。
この体験が、同じ状況で悩んでいる方へ、届きますように……

あなたの明日が、少しでも明るいものになるよう、願ってます。


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